上位表示重視型SEO対策
Googleの真意が分かれば対応策も見えてくる!
上位表示重視型SEO対策
そもそも、SEO対策は誰に対して行うものでしょうか。
SEO対策とは、自社のWebサイトを訪れるユーザー数を増やし、そこから自社の売上につながるような顧客を見つけ出し、ナーチャリングしていくために、必要な手段の1つです。
ですから、コンテンツ作成の先には、ユーザーや顧客の顔があることを忘れてはいけません。さらにその前に、Google検索エンジンという、強敵かつ強力な援軍が立ちはだかっていることも、忘れてはいけません。
Googleの真意を知る理由とは?
コンテンツSEOは、「優良なコンテンツを配信し、Google検索結果で上位になることで、より多くのユーザーの目に止まること」という、最初のクリアすべき課題があります。
では、ここでいうGoogleの真意とは何でしょうか?
現在の日本では、Googleで検索しても、Yahoo!やInfoseekで検索しても、同じアルゴリズムを持った検索エンジンに評価されています。つまり、Googleの検索エンジンが、どのコンテンツを優良なコンテンツとして評価しているのか、それによって検索結果上位になるかどうかが決まってしまう部分があります。
Google検索エンジンには、パンダとペンギンと呼ばれるアップデートがあり、それぞれのアルゴリズムに則って、コンテンツの優良度を判断しています。
Googleアップデートの基本を知る
パンダとペンギンも、その時の時代の流れに合わせて少しずつ進化しています。つまり、そのアップデートの理由や内容を知ることで、SEO対策がより強固なものとなるのです。SEO対策の中でも、ここ数年注目を浴びているコンテンツSEOですが、Google検索エンジンは、まさにこのコンテンツの内容に対して、良いか悪いか?検索結果で上位に表示するかどうか?を判断しています。
現在、このコンテンツを読んでいる方は、恐らく次のような課題を抱えているのではないでしょうか。
- すでにコンテンツSEOに取り組んでいるが、思ったほどWebへの流入が増えない
- 以前は検索結果上位になっていたが、いつの間にか検索すらされなくなっている
- Googleの検索エンジンがアップデートされたタイミング以降、自社のコンテンツが検索結果上位に入らなくなった
これは、Google検索エンジンの評価のポイントに則っていないか、Google検索エンジンのアップデートについて行けていない可能性があります。
Google検索エンジンのアップデートには、大きく2つの方向性がありますが、今一度、おさらいしてみましょう。
ここで重要となるのが、ペンギンアップデートへの対策です。
すでに、ある程度の「コンテンツSEOへの取り組み」をされている場合は、コンテンツの質の良し悪しはクリアできているかもしれません。つまり、パンダはすでに飼いならしている可能性があります。しかし、外部リンクとの関連性はどうでしょうか。
これは、自社内の努力だけでどうにかなるものではありません。常に他のサイトとの関連性に留意しておく必要があります。他人の一撃で、自社の努力が報われなくなる事態は、何としても避けたいですよね。
今度はどう変わる?どう変わった?情報をいち早く知るためには
アメリカ時間の2016年9月23日、ペンギンアップデート4.0の展開がスタートしました。今回が4回目の大規模なアップデートですので、4.0と呼ばれています。
ペンギンアップデートが行われると、Googleの検索エンジンが、どの様なリンクを低品質と判断するか、その基準が大きく変わりますので、ほぼ世界中で、ランキングの変動が起きたといわれています。
Googleの公式な見解(日本語)では、大きく2つのポイントが上がっています。
リアルタイムアップデートの影響?
1つ目は、簡単にいえば「自社のサイトについたリンクをリアルタイムで評価して検索順位に即時に反映する」ということです。3つのパターンで考えてみましょう。
Google側の反応が早くなるということは、検索順位に影響を与えた要因が何なのか?が分かりやすくなります。
つまり、SEO対策も方向性さえ間違わなければ、やりやすくなる可能性があるといえます。
順位への影響がきめ細やかに??
もう1つのポイントは、少し分かりにくいですね。原文ではこうなっています。
かなりの意訳にはなりますが、「ペンギンはよりきめ細やかになります。低品質なリンクがあったとしても、それだけでサイト全体の順位をいきなり圏外にするような、極端なことはやりません」ということのようです。
つまり、これまでは悪質なリンクがいくつかあるだけでサイト全体が検索圏外に飛ばされていた場合でも、これからは、そのリンクが貼られたページはともかく、サイト全体をいきなり低品質とは判断しない、ということのようです。
ペンギンはこれからも少しずつ変身を遂げる?
Googleの公式見解によると、ペンギンアップデートは200以上もあるシグナルの1つにすぎないとしています。この真意は分かりにくいポイントではありますが、ごく素直に受け止めるのであれば、Googleの検索順位に大きな変動を起こすようなアルゴリズムは、ほぼ全てがリアルタイム化した、となります。今後は、異常なほどの順位大変動は起きにくくなるでしょう。SEO対策の良し悪しも、すぐに判別できるようになるといえます。
しかし、だからこそ基本に忠実に、誰もが「これは良い」と思えるコンテツを作っていく必要があります。
誰にでも出来ることは、簡単なように見えて、なかなか結果が見えてきません。ライバル企業でも簡単に取り組めるものになるからです。そこから一歩リードしようとするなら、やはり十分な準備と対策が必要なのです。
特にGoogleは、これだけはやってはいけないという基本ルールも公開しています。例えば、次に該当するようなコンテンツは、Googleは優良コンテンツとは判断しません。
- 自動生成されたコンテンツ
- オリジナルではない(コピーが主体の)コンテンツ、無断複製されたコンテンツ
- コンテンツに関係のないキーワードが詰め込まれたコンテンツ
- 不正なリダイレクト、隠しテキストや隠しリンク
- 十分な付加価値のないアフィリエイトサイト
このようなコンテンツをいくら量産しても、検索結果圏内にすら入らなくなるのです。
ペンギンあるいはパンダアップデートが繰り返されたとしても、この基本姿勢が変わることはないでしょう。
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